少彦名(すくなひこな)神社
![本殿](https://osakametime.com/wp-content/uploads/2024/01/5ad0a7c83879b5da9867b178ed84de46.jpg)
少彦名神社は「薬の町」として知られる道修町(どしょうまち)に鎮座し、健康の神・医薬の神として知られる神社です。
ご祭神は、日本の薬祖神である「少彦名命(すくなひこなのみこと)」と、中国医薬の祖神「神農炎帝(しんのうえんてい)」です。
1780年(安永9年)、京都の五條天神より少彦名命の分霊を勧請・合祀したのが始まりと伝えられています。
![略記](https://osakametime.com/wp-content/uploads/2024/01/368ce2af6072bdb6309a42f6985de5ba.jpg)
江戸末期に大坂でコレラ(虎狼痢)が流行した際、「虎頭殺鬼雄黄圓(ことうさっきうおうえん)」という薬が作られました。
病名と薬に「虎」の字が入っていることから「張り子の虎」が病除祈願の後、お守りとして薬とともに授与されました。それ以来、家内安全・無病息災のお守りとなったと言われています。
![入口](https://osakametime.com/wp-content/uploads/2024/02/0a734f47227bb0623fe837425e18eefa.jpg)
入口では、金色の虎の像とイラストの「張り子の虎」が出迎えてくれます。また毎年11月22日・23日に行われる「神農祭」では、張り子の虎がついた笹が授けられます。
参拝料・参拝時間
- 参拝料:無料
- 開門時間 7時~17時
- 御札御守授与時間 9時~17時
- 御朱印授与時間 9時半~16時
アクセス(電車)
![地下鉄構内](https://osakametime.com/wp-content/uploads/2024/01/c254895720bbdd5e713a2d0c390594df.jpg)
大阪梅田より:大阪メトロ谷町線「東梅田」駅より「南森町」駅まで
大阪メトロ堺筋線に乗り換え、「北浜」駅まで約10分
6番出口より徒歩約5分
![地下鉄構内](https://osakametime.com/wp-content/uploads/2024/01/e27da0b71fc6c5178994f1e4c0d0d2ed.jpg)
地下鉄6番出口付近に「医薬と健康の神様」として地図入りの看板がありますので、看板を見かけた方は道順を確認の上、地上へ出るといいと思います。
まとめ
![本殿](https://osakametime.com/wp-content/uploads/2024/01/577d69ef1013057ed4c1478ce414a1f9-1.jpg)
大阪のビジネス街の一つ、北浜にあるためビルに囲まれている小さな神社ということが、上の写真からもお分かりいただけるかと思います。境内はこぢんまりとしていますが、入口を見落とすということはなく、今年の干支である龍と神社ゆかりの虎が出迎えてくれます。年始めに一年の健康祈願にお参りしてみてはいかがでしょうか。