少彦名(すくなひこな)神社
少彦名神社は「薬の町」として知られる道修町(どしょうまち)に鎮座し、健康の神・医薬の神として知られる神社です。
ご祭神は、日本の薬祖神である「少彦名命（すくなひこなのみこと）」と、中国医薬の祖神「神農炎帝（しんのうえんてい）」です。
1780年(安永9年）、京都の五條天神より少彦名命の分霊を勧請・合祀したのが始まりと伝えられています。
江戸末期に大坂でコレラ(虎狼痢）が流行した際、「虎頭殺鬼雄黄圓（ことうさっきうおうえん）」という薬が作られました。
病名と薬に「虎」の字が入っていることから「張り子の虎」が病除祈願の後、お守りとして薬とともに授与されました。それ以来、家内安全・無病息災のお守りとなったと言われています。
入口では、金色の虎の像とイラストの「張り子の虎」が出迎えてくれます。また毎年11月22日・23日に行われる「神農祭」では、張り子の虎がついた笹が授けられます。
参拝料・参拝時間
- 参拝料：無料
- 開門時間 7時～17時
- 御札御守授与時間 9時～17時
- 御朱印授与時間 9時半～16時
アクセス(電車)
大阪梅田より：大阪メトロ谷町線「東梅田」駅より「南森町」駅まで
大阪メトロ堺筋線に乗り換え、「北浜」駅まで約10分
6番出口より徒歩約5分
地下鉄6番出口付近に「医薬と健康の神様」として地図入りの看板がありますので、看板を見かけた方は道順を確認の上、地上へ出るといいと思います。
まとめ
大阪のビジネス街の一つ、北浜にあるためビルに囲まれている小さな神社ということが、上の写真からもお分かりいただけるかと思います。境内はこぢんまりとしていますが、入口を見落とすということはなく、今年の干支である龍と神社ゆかりの虎が出迎えてくれます。年始めに一年の健康祈願にお参りしてみてはいかがでしょうか。
