初めて「年末詣」に行ってきました!来年の干支である「辰」の大きな絵馬があるとニュースで知り、ゆっくりお詣りできる年末に、神戸三宮にある縁結びで有名な「生田神社」へ行ってきましたので、ご紹介したいと思います。
年末詣とは
今年一年の感謝を伝え、邪気を払い、来る一年の開運を年末に祈願します。大晦日の夜から元旦にかけて参拝する年末詣の風習があったと言われています。
神社では新春を前に「煤払い」で社殿にたまった一年のほこりを取り除き、きれいに整えられたばかりでいい「気」で満ちています。物理的にだけでなく心身共に清らかな状態で新年を迎えることができます。
生田神社
ご縁結びで有名な神社です。境内北側には「生田の森」という鎮守の森や、源平ゆかりの史跡があります。見どころは多くありますが、この時期に見ていただきたいのが、神社の玄関口である楼門前にある「杉盛り」です。
高さが約3.5メートルあり、12月27日に杉の枝約2,000本を使って奉製されました。上部には、榊の枝と5束のススキの穂が飾られています。
写真にあるように、紙垂をつけた注連縄が12本、楼門に向かって結ばれています。
神社のサイトによると「元々の御鎮座地にあって社殿を取り囲んでいた松の木が、雨によって倒れ込み社殿が倒壊したという伝承から、松が忌み事となって」いるとのこと。そのため、新年を迎えるのに門松ではなく杉盛りを飾るようになったそうです。
初詣の準備は着々と…
工事の方が参道にも境内にも多くいて、初詣に向けて準備を進めていました。
お守りの授与所やご朱印所は、ご本殿前に分かりやすくあります。
アクセス
JR線利用の場合:「大阪」駅より新快速で「三ノ宮」駅まで(約20分)。
生田神社まで徒歩約10分。
阪急線利用の場合:「大阪梅田」駅より特急で「神戸三宮」駅まで(約30分)。
生田神社まで徒歩約5分。
*阪急線の「特急」は普通運賃で乗車可能です。特急料金は必要ありません。
まとめ
感染症による外出規制がなくなり、今年一年の特に連休はどこも混雑していました。来る2024年の初詣の混み具合はどれほどになることやら、、、と一月上旬のうちのお詣りは諦めかけていたのですが、「年末詣」というものがあると知り、混雑の少ない時期に今年一年のお礼を伝え、来年の幸せをお祈りすることができました。年始はゆっくり過ごしたいと思われる方にとってもオススメです♪
お正月の準備の目途がついたら、心身共に清らかな状態で新年を迎えられるように、時間を作って年末詣はいかがでしょうか。