7月15日の午前中の様子をお届けします。
八坂神社
祇園祭は八坂神社の神事で、平安時代に疫病退散を願った御霊会として始まりました。
7月の一ヶ月間にわたって多彩な祭事が行われます。
まず、国宝の御本殿にお参りします。
正面に「舞殿」、右奥に正門の「南楼門」が見えます。南楼門をくぐると、京都で人気のある観光名所「高台寺」「清水寺」へと行くことができますので、お時間あれば是非どうぞ~。
祇園祭期間中には、舞殿にて三基の神輿が奉安されます。
7月の一ヶ月に行われる様々な神事のうち、山鉾巡行が有名ですが、最も重要なのは神輿渡御です。
山鉾巡行で疫病神を集め、都大路を清めるという露払いの後、八坂神社の主祭神三座の御神霊を遷した神輿が渡御します。それが17日・24日の山鉾巡行後に夕方から行われる「神幸祭」「還幸祭」です。
神輿三基を角度を変えて御本殿側から撮影してみました。こちらの方が正面より近く見えるように感じました。
7月17日(水) 16:00~ 八坂神社→御旅所へ神幸祭・神輿渡御
7月24日(水) 17:00~ 御旅所→八坂神社へ還幸祭・神輿渡御
西楼門近くの様子です。この日は宵山ということで、朝からお店が多く出ていました。西楼門は四条通の東端にあり、阪急線「京都河原町駅」、京阪電車「祇園四条駅」、市バス「祇園」バス停を利用の際には境内へ進む一番近い入口です。
祇園祭 山鉾
祇園祭は、東京の神田祭、大阪の天神祭とともに日本三大祭の一つに数えられています。
訪問した日は宵山の15日。
阪急京都線「烏丸駅」、地下鉄烏丸線「四条駅」周辺には多くの山・鉾が建てられており、地図を片手に見て回るのはなかなか楽しかったです。
山鉾巡行のスケジュール
・前祭:7月17日(水) 9:00~ 四条通→河原町通→御池通
・後祭:7月24日(水) 9:30~ 御池通→河原町通→四条通
河原町周辺
四条通と河原町通の交差点にある「高島屋」1階は、お祭ムード満点でした。
新京極商店街にも提灯を発見!
こちらのアーケード街の入口の向かい側に、24日の還幸祭のスタート地点である「御旅所」があります。
八坂神社までのアクセス
大阪梅田方面より
阪急電鉄利用の場合:京都線「大阪梅田駅」より特急にて、終点「京都河原町駅」下車(乗車時間:約45分)
八坂神社まで徒歩約10分
JR利用の場合:京都線「大阪駅」より新快速にて、「京都駅」にて下車(乗車時間:約30分)
市バスに乗り換え、100系統・206系統にて「祇園」にて下車(乗車時間:約20分)
八坂神社までスグ。
感想
最初は夜に行く予定をしていましたが、天気予報では雨の確率が高かったため、予定を変更して朝8時半頃から山・鉾を見て回りました。朝早いこともあり人が少なく、でも予想していたよりは人出があり驚きつつ、各山・鉾をぐるりと一回りして装飾品をじっくり眺めることができました。後日、ご紹介したいと思います。
ライトアップされた山鉾も幻想的でオススメですので、ご都合のつく方は是非足を運んでください。(こちらの写真は数年前のものです。)