7月1日の祇園祭で、はじめの神事「吉符入」から1ヶ月間行われた祇園祭を締めくくる最後の行事です。
京都の夏らしく蒸し蒸しとした中、八坂神社にお参りに行ってきました。
疫神社 夏越祭
夏越祭では、疫神社の神前に粟餅を供え、鳥居に茅の輪を設けます。この茅の輪をくぐり、厄除・無病息災を祈願します。
日程
日程:例年7月31日
時間:10:00
場所
八坂神社境内・疫神社は、四条通の東端にある「西楼門」から入ると目の前にあります。私が到着した10時すぎには、神社関係者の方々がお参りされていました。神事が終わると、一般参拝者が案内されますので、それまで1時間弱並んで待ちました。
茅の輪のくぐり方
神社により、作法が異なりますので、ご参考までに。
- 左足から茅の輪をくぐって左に回ります。
- 次に右足から茅の輪をくぐり右に回ります。
- 最後に左足から茅の輪をくぐり左に抜けます。
「八の字を描くように合計3回くぐる」と覚えるといいと思います。
ご覧の通り、疫神社は長蛇の列のため、茅の輪をくぐるだけでした。
神社により作法等がありますので、周りの方を観察するのも一つの案かと思います。
鳥居の茅の輪の茅は、抜かないようにお気をつけ下さい。
お参り後、流れに沿って右へ進みます。その通路の両側にある茅は抜いて大丈夫のようです。いただいた茅をくるくると巻いて、魔除けのように玄関に飾ります。
アクセス
阪急電鉄利用の場合:京都線の終点「京都河原町」駅より徒歩約10分
京阪電鉄利用の場合:「祇園四条」駅より徒歩約5分
市バス利用の場合:最寄りのバス停は「祇園」です。
京都駅より、86系統・206系統で乗り換えなしです。
まとめ
四条通のアーケードの提灯やちまきを見ながら、八坂神社へ向かいました。祇園祭らしい光景です。
また八坂神社では、祇園祭限定の御朱印(書き置きのみ/500円)をいただき、帰宅してからも祇園祭らしいステキな御朱印を見て、この一ヶ月の出来事を振り返るいい機会となりました。一ヶ月に渡り行われる伝統行事ですので、7月に京都にお越しの際はぜひ八坂神社の神事をチェックしてみてくださいね。