大阪 四天王寺 大師会「お大師さん」

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弘法大師空海の命日である21日に、お大師さまゆかりのお寺で骨董市が開催されます。10月21日に大阪市天王寺区にある「四天王寺」の大師会だいしえ、通称「お大師さん」に行ってきましたので、どんな様子だったのかご紹介します。

四天王寺について

推古天皇元年593年に聖徳太子によって建設されたお寺で、境内の総面積は約3万3千坪(約11万㎡)あり、これは甲子園球場の三倍の広さに相当するようです。

お寺で是非見ていただきたいのが、伽藍配置です。
南大門、中門、五重塔、金堂、講堂が南北に一直線に配置され、回廊が囲む形式となっており、「四天王寺式伽藍配置」という最古の建築様式の一つです。

五重塔と金堂

五重塔と金堂が一列に並ぶ様子を、仁王さんのいる中門から入って東西に巡る回廊から見ることができます。

拝観時間

時期や行事により変わりますので、お参りに行かれる前にご確認ください。

  • お堂・中心伽藍・庭園
    10月~3月:8:30~16:00
         *毎月21日・会中(10月を除く):8:00~16:30
         *10月21日・会中:8:00~17:00

    4月~9月:8:30~16:30
         *毎月21日・会中:8:00~17:00
  • お堂の外からのお参り
    24時間可能(24時間、開門しているため、いつでも可能。)

拝観料

  • 中心伽藍:大人 300円 / 高校生・大学生 200円 / 中学生以下 無料
  • 庭 園:大人 300円 / 小学生~大学生 200円 / 幼稚園児 無料
  • 宝物館:大人 500円 / 高校生・大学生 300円 / 中学生以下 無料

*上記は個人の料金。30名以上の団体・障害者は料金が変わります。

*毎月21日「大師会(弘法大師忌)」22日「太子会たいしえ(聖徳太子忌)」には中心伽藍が無料開放されます。

大師会とは

関西最大級ともいわれる大規模な骨董市です。

食器
雑貨

取扱商品は、骨董をはじめ、着物などの衣類や乾物などの食品、食器から日用品まであり、食べ物の屋台もあります。同じジャンルのお店が一ヶ所にまとまって販売している訳ではなく、広い境内に点在しています。例えば「着物」が気になる場合、境内の南側にお店があったかと思えば、別のお店が北東側にあったりしますので、購入するか迷った場合は境内を一周してみるのはいかがでしょうか♪

衣類
衣類・着物

ただ一点限りの場合が多いかと思いますので、どうしても欲しい場合はその時点で購入される方がいいかと思います。

大師会の開催時間について

  • 時間:8:30~16:00頃
    *お店によって営業時間は異なるようですので、上記の時間はご参考までに。
  • 場所:境内一円
  • 入場料:無料

毎月21日に開催される縁日で、土日は非常に混み合います。ゆったり参拝・お買い物をしたい方は午前中早めの時間帯に行かれることをオススメします。

今回の状況をお話ししますと、10月21日土曜日の10時にお寺に到着したときには、すでにかなり賑わっていました。
外国人観光客の団体ツアーに組み込まれているようで、時間が経つにつれツアー客を含む参拝者が増え、お寺を12時半ごろ出発する時には境内がかなり多くの人で埋まっているように感じました。回廊内の五重塔がある区域は参拝客が少なかったので、帰りは回廊外の縁日ではなく回廊内を歩いて南大門(お寺の南側)まで歩いたほどです。

*支払方法:現金払いのお店が多いため、現金の用意をしていくとベターです。
私の今回の目的は屋台の食べ物でしたので最初から1000円札と小銭を用意して行きました。骨董や日用品なども少しだけの購入であれば、大きなお札を事前に両替する方がいいのかなと思います。

今回のお目当ての屋台フード

今回の目的は屋台の食べ物でしたので、ご紹介します。。

到着後すぐに「お赤飯」の列へ。
私が行った時は、お店は仁王さんが立つ中門の近くにありました。50分待って、炊きたてのお赤飯(1パック400円)を購入することができました。
お赤飯はお店後ろのテント内で炊いているようで、炊き上がったらお店に持ってきて、目の前でパックに詰めてくれます。下の写真では、ちょうど炊きたてのお赤飯をしゃもじでパックへよそっているところです。
お赤飯の他には、大福餅・おはぎ・わらび餅などがあります。お赤飯以外のみの購入の場合は並ばずに、商品をお店の方に渡せばお会計していただけます。

炊きたてお赤飯
お赤飯(持ち帰り)

お好み焼き(玉子入り)はなんと一枚100円!!
屋台の裏手にパイプイスが数個あり、そちらで四角いお好み焼きを2枚いただきました。購入時に「持ち帰り」と伝えれば、パックに入れてもらえます。
お店の場所は、境内中央の「六時礼讃堂」近くにあり、こちらのお店では30分ほど並びました。

お好み焼き
お赤飯とお好み焼き

他にも美味しそうな食べ物がありましたが、お好み焼きである程度お腹が膨れたので満足したため、広島焼き(300円)は次回の楽しみに取っておくことにし、帰途につきました。

アクセス

梅田方面より

  • Osaka Metro谷町線「東梅田」駅より「四天王寺前夕陽ヶ丘」駅にて下車 徒歩約5分

あるいは

  • Osaka Metro 御堂筋線「梅田」駅より「天王寺」駅にて下車 徒歩約12分
  • JR環状線「大阪」駅より「天王寺」駅にて下車 徒歩約12分

*環状線には、内回り・外回りとありますが、天王寺を通るのであればどちらでも乗車可。

まとめ

非常に広い境内に多くの見どころが点在しているお寺です。
毎月21日の「大師会(弘法大師忌)」と22日の「太子会(聖徳太子忌)」では、中心伽藍が無料開放され、五重塔の最上階まで上ることができます。靴を脱いで階段を上りますので、脱ぎ履きのしやすい靴がオススメです。階段が結構急ですので、健脚な方は是非チャレンジしてみてください。

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