大阪府吹田市にある万博記念公園には、季節の花を見学に行くことが多いのですが、とても広い公園の中には「日本庭園」「自然文化園」とウォーキングにもってこいのエリアもあります。秋晴れの中、自然文化園エリアを散策してきました。
ウォーク スタート
私は車を持っていませんので、基本的に公共交通機関を利用して出かけます。今回も大阪モノレールを利用して訪れました。万博記念公園に行くためには、モノレールの「万博記念公園」駅か「公園東口」駅のどちらかで降りることになりますが、今回は自然文化園エリアに近い「万博記念公園」駅にて降りました。
中央口ゲートまで徒歩約5分。
改札口を出て左に進み屋外に出ると、太陽の塔が左手に見えてきます。塔に向かって歩けばいいだけなので、迷子になる心配はありません。
*入園料:大人 260円
中央口を入って正面には太陽の塔がそびえ立ち、足元には2025年の大阪・関西万博公式キャラクター「ミャクミャク」のマンホールを見つけました。
ここからウォーク スタートです!
太陽の塔から今回のゴール地点「ソラード(森の空中観察路)」まで片道約30分でした。
自然文化園
太陽の塔の左側にある遊歩道を歩きながら、梅林の方へ。
梅林を抜けて少しすると、竹林に入ります。後ろを振り返ると、太陽の塔がこの角度で確認できます。
そのまま進むと、「茶摘みの里」が右手に見えてきます。
茶摘みの里がある一帯は、里山風景をモチーフにして造成され、15,000本のお茶の木が植えられている、とのこと。
しばらく歩くと右手に、広々とした「もみじ川芝生広場」があります。この広場は、ピクニックしたり子ども達が思いっきり走り回ったりして楽しめる場所ですので、お天気の良い日は特にオススメです♪
左手には、陽射しを受けて輝く「もみの池」を見ながら、道なりに進みます。
ソラード(森の空中観察路)
自然観察学習館を過ぎて間もなく、左側の少し奥まったところに、何かがあるように見えたので近寄ってみると、「森の空中観察路」という素敵な名前のついた遊歩道がありました。時間があったので、今回はこちらのルートを選びます。
標高82mの展望タワーまで、延長300mの遊歩道です。3m~10mの高さを歩きますので、高所恐怖症の方にはオススメしづらいのですが、高い場所が問題ない方はゼヒ歩いてみてください!
*自然観察学習館近くの「木登りタワー」からの一方通行ですので、ご注意くださいね。
スタート地点の「木登りタワー」は13.5mの高さにありますので、まずはそこまで上ります。ちなみにこの日はゴールまで15分ほどかかりました。
いよいよスタートです♪
途中、いくつもの解説板があり、楽しみながら勉強ができます。
「森の集音器」では、ベンチに座って耳を澄ませると、集音器によって、鳥の声などの様々な音がより大きく聞こえますので、体験してみてください。
終点の展望タワー(高さ19m)が見えてきました~ 歩き始めて10分強での到着です。一番上まで階段を使いますので、あと数分頑張ります。
タワーの最上階に到着です! 360度のパノラマビューを楽しむことができます。正面には太陽の塔、右前方にはエキスポシティにある高さが日本一の観覧車「OSAKA WHEEL オオサカホイール」が見えます。
紅葉
ちらほら色づき始めています。真っ赤や真っ黄色に色づいた木々も美しいですが、個人的には写真にあるような、赤・黄・オレンジ・緑などいろいろな色がある方が好みです。
アクセス
電車利用の場合
- 大阪梅田方面より
阪急京都線「大阪梅田駅」より準急にて「南茨木駅」まで。大阪モノレールへ乗り換え。
大阪モノレール「南茨木駅」より「万博記念公園駅」まで。所要時間 計約35分。
中央口まで徒歩約5分。
- 京都方面より
阪急京都線「京都河原町駅」より準急にて「南茨木駅」まで。大阪モノレールへ乗り換え。
大阪モノレール「南茨木駅」より「万博記念公園駅」まで。所要時間 計約1時間。
中央口まで徒歩約5分。
- 大阪国際空港(伊丹空港)より
大阪モノレール「大阪空港駅」より「万博記念公園駅」まで。
所要時間 約20分
バス利用の場合:JR京都線「吹田駅」「茨木駅」等から路線バスあり
車利用の場合:有料駐車場あり
まとめ
今の時期の大阪は、朝晩は肌寒く感じる日もありますが日中は過ごしやすく、休みの日にお天気が良いと家事を早々に済ませてどこかに出かけたくなる気候です。この日の昼間は気温が上がり、歩くと汗ばむほどでしたが、森林浴をして気持ちよく過ごせた一日となりました。
万博記念公園に行かれる機会があれば、観光だけでなくウォーキングも楽しんでくださいね。